【メルボルンで仕事探し】ローカルチョコショップで働いています!
みなさん、こんにちは!
メルボルンでワーホリ中のSakikaです。
今日はメルボルンでの仕事探しについてお話ししたいと思います。
現在、私はオーストラリア人オーナーのチョコレートショップで働いています。
私自身、仕事探しについてたーくさんブログを読んだり、メルボルンで出会った方々にお話を聞いたりしていますが、どうやったら仕事がゲットできるということについてこれだ!という答えは正直出ておらず、その人がどんなことを求めて行動するか次第だというのが感想です。
きっともっと良い方法をご存知の方や、まだまだ行動が足りないな!と思う方もいらっしゃると思いますが、私の現在の仕事を得た経験が少しでも参考になればと思い、シェアしたいと思います。
仕事探しの流れ
①仕事に求める条件をピックアップ
私は仕事探しの際、ローカルジョブとチョコレートということに重点を置いていました。最初は志高くかなり絞って応募していましたが、反応がなさすぎてどんどんこだわりポイントを緩めていきました。
私の仕事探しの軸
仕事探し前半:・ローカル ・Bean to Barチョコレートショップ(販売、製造)
仕事探し中頃:・ローカル ・チョコレートショップ(販売、製造) ・カフェ
仕事探し後半:・ローカル ・チョコレートショップ(なんでも) ・カフェ(なんでも)
※私が意味するローカルはオーストラリア人が経営するショップ
「ジャパレス(日本食レストラン)で働く」ということにはいろんな意見があると思いますが、私はその人自身が目的を持って働いていれば選択肢の一つとしてありと感じています。
・オーストラリア人や他国の方に日本食を英語で説明することができる。
・他国の方がどんな日本食に関心を持っているか、どんな反応を持っているか、どんなものが人気なのかなど知ることができる
・現地で働くという経験が得られ、次の仕事が見つかりやすい
など良い部分もたくさんあると思いますが、中には海外だけどそのお店の中は日本のような慣習になっているところもあるという話を聞くと、環境は自分で選んでいかないとと思い、候補には入れず仕事探しをしていました。
②レジュメ(履歴書)作成
私はネットで検索して出てきたテンプレートを参考にベースは自分で作成し、語学学校で毎週金曜日のJob clubというフリークラスが行われているので、先生に添削してもらいました。
また、語学学校を卒業した後は無料エージェントのLevel up studiedさんで担当の方に添削していただきました。
レジュメの印刷は私の場合、学校に通っていた期間は語学学校で、学校が終わったからはCBD内に何店舗もあるOfficeworksという文房具店で印刷をしました。
③応募
仕事の探し方
1.求人サイトから
・Seek
日本語サイトにはローカルジョブ情報が少なく、ジャパレスの掲載が多いですが、時々ローカルジョブ情報もあったのでチェックしていました。
実際数えきれないほどメールやネットから応募しましたが、返信があったのは2件ほどとネットからの応募の手ごたえはありませんでした…
なので、ネットで求人が出ているのを見つけたお店に直接訪問するという作戦に後半は切り替えていました。
2.お店の壁に求人の貼り紙/直接訪問する
私が心がけていたのは、街を歩いる時にお店に貼り紙の求人が出てないかチェックし、常にバックにレジュメを入れて持ち歩きいつでも渡せるようにしていました。
私の現在の仕事は、チョコレートを買う目的で訪問した際に、お店の入り口に「HIRING」の貼り紙を見つけて応募しました。
HIRINGの貼り紙がなくてもレジュメを持っていき、とりあえず求人があるかどうか聞き、可能性がありそうな場所ではレジュメを渡してきました。
私はとても緊張してしまうタイプだったので、最初はレジュメを受け取ってもらえただけで喜んでいましたが、基本それだけでは返事はありませんでした。マネージャーや権力のある方に直接アプローチしない限りは始まらないことを学びました。。
私はCBD内やサバーブをひたすら歩いて良さそうなお店に訪問したりしていたので、仕事を探していた時期は1日10km以上歩くのが普通になっていて、最高で20km歩いた日もありました笑
学校も卒業し、仕事が見つからなかったこの時期は少し辛かった時期でもありました笑
3.知人の紹介
この方法で仕事をゲットされている方も多かった印象です。
信頼する方の紹介ということで採用に繋がりやすと思うので、仕事を探していることをまわりの人に宣言することも大切なのかなと感じました。
④面接
私の現在の仕事は面接がなく、トライアルということでマネージャーに当たる方のもと1日実際に働き、トライアルの数日後にオーナーから連絡をもらい採用となりました。
マネージャーと簡単に希望の勤務形態などの会話はしましたが、オーナーとも面接らしい面接は受けずに採用が決まりました。
私は現在の職場以外に2つ別のチョコレートショップの面接を受けたのですが、どちらも採用されませんでした…涙
何が敗因であったか思い当たる点としては、今の職場の給料を話した瞬間、「うちではそんなに払えない」とマイナスな反応を示されました。
面接の際、どれくらいの時給が欲しいかという質問があるのが日本とは違うなと感じた点ですが、この時どれくらいの金額を伝えていればよかったのかは分からないままです。。
⑤仕事開始
現在の仕事について。
私はメルボルンCBDからトラムで40分ほどのサバーブ(郊外)にあるチョコレートショップで週3日働いています。
雇用形態はカジュアルなので、カジュアルの最低賃金より少し高い時給で働いています。
カジュアルは安定した労働時間を与えられない分、時給が高く設定されています。
カジュアルだからということで仕方なく受け入れていましたが、勤務日当日に
「今日は仕事がないから申し訳ないけどお休みね」
と連絡来ることも多々あり、確実に週3働けなこともよくあります…
かけもちでもう一つの仕事も並行して探していましたが、現在の仕事だけの給料で貯金できるほどではありませんが、家賃や食費などの生活費はまかなえていたので、今後の予定を考え現在はかけもちの仕事探しをやめ、チョコショップだけで働いています。
オーナーからは「あなたの労働費がとても高いから、この作業はそんなに丁寧にやらなくてもいいわ」と言われスピードを求められることもありますが、オーナーもマネージャーもとてもやさしく、定期的に勤務できないということ、仕事内容が単純作業ということ以外に不満はなく、ストレスフリー状態で働くことができています。
ですが本当に正直なところ、日本ではある程度責任のある仕事を任せてもらっていたので、ローカルで働けているとはいえ単純作業に物足りなさを感じ、新たな仕事探しを始めています。
とりあえず次の仕事が見つかるまでは、日本で死ぬほど働いた分、今はしっかりプライベートの時間を確保できる生活をしばらく楽しみたいと思うようにしています…!
仕事探しについて思うこと
私がメルボルンに到着したのは6月。南半球のメルボルンは冬に入った頃で厚手のコートを着ていました。
「仕事探しをしている」という話を出会った人に話すとほぼみなさん口を揃えて
「今は冬で人が外に出ないから仕事が少ないよ」
とおっしゃられました。
私の当初のイメージでは、6月3日に到着、1か月語学学校に通い、終わったくらいから働き始められたらと考えていました。
実際は語学学校に通い始めて3週目に入った頃から仕事探しを始め、正式に仕事を始められたのは7月29日。学校を卒業してから3週間仕事探しだけをする期間となりました。
日本で就活をしていた時も自分の納得できる会社をそんなに簡単に見つけらなかったので、時間がかかるとは思っていましたが、正直、想像以上に難しかったと感じました。
当初定めていた条件をどんどん外していき、一時期はどこでもいいから働きたいとレジュメを送りまくったこともあったのですが、ほぼ返信はありませんでした…
私が今の仕事をゲットできたのは、チョコレートショップで働いていた経験を認めてもらえたからだと思っています。
私が感じたメルボルンでの仕事探しについては、求人自体はたくさんありますが、職を探している人の数もそれを超えるほどいるので、厳しかったなーと感じています。
他の都市で仕事探しはしていないので状況は分かりませんが、これだけの都市で求人の多いメルボルンでの仕事探しが難しいのであれば、地方に行くほど求人が少なくさらに厳しいんでしょうかね…?
私の友人もローカルジョブを探している人は苦戦している人が多かった印象ですが、行動し続けた人は仕事を得られていたように思います。
他に私が応募した中で断られることが多かったのが、「ワーホリは短期間だから雇えない」とう理由。
自分が雇用者の立場であれば、できるだけ長期的に関わってくれる人を採用したいと思うと思うのでこれも理解できました。
まとめ
今回の記事は5か月程過ごして感じたことで、私が見えていない世界がたくさんあるとも思いますが、私の経験が少しでも参考になればと思い残しています。
いろんな意見があるかと思いますが、捉え方はその人次第で行動しただけ結果は出るのかなと思います。仕事探しに限らず、厳しいという意見が多いから挑戦しないというのもその人の判断だと思います。挑戦して結果が出ないこともあると思いますが、私は決してそれが無駄だとは思わず、そこから学び次の行動に活かせたらいいと思っているので、ゆっくりでもその人のペースで動き続けることが大切なのかなと思っています。